ABOUT

◆大場硝子加工所について
 江戸切子の委託加工業を主として、初代・大場十志男が創業した大場硝子加工所は、平成7年に現代表の大場和十志が入社し、オリジナルデザイン商品の製作、販売にも取り組み始めました。どこか懐かしくてあたらしい江戸切子。日常生活に溶け込んで気づいたら手に取っていた、「あれっ?いつもコレ使ってるな」そんな江戸切子を目指して日々製作を続けております。
末永くご愛用の程お願いいたします。

◆江戸切子の歴史
 1834年(天保5年)江戸大伝馬町のびーどろ屋、加賀屋久兵衛が、金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻をしたのが「江戸切子」のはじまりと伝えられています。1873年(明治6年)に品川興業社硝子製造所が開設され、1881年(明治14年)に切子の指導者として英国人のエマニエル・ホープトマン氏を招き、数名の日本人が指導を受け、現代に伝わる江戸切子の技法が確立されました。
 「江戸切子」は、1985年(昭和60年)に、東京都の伝統工芸品産業として、また、2002年(平成14年)に、経済産業大臣より日本の伝統的工芸品として指定されております。

◆江戸切子の定義
 江戸切子は、江戸切子協同組合の登録商標です。江戸切子協同組合に所属する組合員が、下記の条件にて製作した切子製品が江戸切子です。

・ガラスである
・手作業
・主に回転道具を使用する
・指定された区域(*江東区を中心とした関東一円)で生産されている
  *区域の指定は、江戸切子協同組合に帰属します。

◆大場 和十志略歴
昭和45年 東京都に生まれる
平成 7年 大場硝子加工所入社 父、十志男に師事
平成 9年 高岡クラフトコンペ入選
平成18年 大場硝子加工所 代表就任
平成21年 東京カットグラス工業協同組合(現・江戸切子協同組合)理事就任
平成22年 経済産業大臣指定 伝統的工芸品 江戸切子 伝統工芸士認定
平成22年 東京カットグラス工業協同組合主催新作展 東京都産業労働局長賞受賞
平成22年 日本伝統工芸士会作品展 奨励賞受賞
平成26年 第31回江戸川伝統工芸展区長賞受賞
平成29年 高岡クラフトコンペ入選
平成30年 第35回江戸川伝統工芸展区長賞受賞
令和 1年 第36回江戸川伝統工芸展技能賞受賞
令和 1年 高岡クラフトコンペ入選
令和 2年 江戸切子新作展 江東区長賞受賞
令和 2年 第45回全国伝統的工芸品公募展入選

◆所属団体
・江戸切子協同組合

◆大場硝子加工所の商品お取扱店
・江戸切子協同組合ショールーム/ 東京都江東区大島2-40-5 1F
・THE COVER NIPPON/東京ミッドタウンガレリア3階E-0305
・REAL Style仙台/仙台市青葉区大町1-1-18西欧館1F